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2023/01/24

呼吸してますか?

突然ですが、呼吸、してますか? 

しっかり、深い呼吸ができていますか? 

呼吸が浅いと自律神経を乱し、さらには肩こりへとつながっているのです。 

今回は、肩こり解消のヒントとして自律神経の仕組みと整え方についてお話ししていきます。 

■自律神経とは 
自律神経って聞いたことはあると思います。 

交感神経と副交感神経の2つがあり、がそれぞれ緊張とリラックスのスイッチになっています。 

交感神経のスイッチ、つまり緊張のスイッチが入っている時、
例えば怒られたり人前に立ったりした時。
手足が冷え、心臓がドキドキして、肩や背中に力が入ってしまったりしますよね。 

副交感神経、リラックスのスイッチが入っている時はその逆で、体は力が抜けてリラックスしています。 

もし家でゆっくりしたり寝ている時に体に力が入っていたり、手足が以上に冷えていたりするのであれば、この自律神経のスイッチがうまく使えなくなってしまっている、という状態です。 

■自律神経のコントロール 
自律神経は自分の意思でスイッチを押すことができません。 

それは、危険な時に咄嗟に動くことができるようにするためです。 

大昔、狩りをしたり外敵から身を守る生活をしていた頃。

急に襲われそうになった時に、えーっと、と頭で考えてから動き出してはすぐに食べられてしまいます。 

反射的に瞳孔を広げたり、末端の血流を制限し頭に血を送って集中力を増し、さらに筋肉を緊張させ咄嗟に動けるようにする、これが交感神経の役割です。

嫌われがちな交感神経ですが、身を守ってくれてる大切な機能なのです。 

ですが、ストレスの多い現代では、このスイッチがうまく働かなくなってしまい、緊張状態から抜け出せなくなってしまうことが多いです。 

そうなると手足の冷えや、睡眠障害、肩こりなどに悩まされることになってしまいます。 

この困った自律神経ですが、実は唯一コントロールできる方法があるのです。 

それが、

呼吸 です。 

いやいや呼吸なんて大して変わらない、気持ちの問題でしょ、と思ったあなた、 

騙されたと思って試してみてください。 

■深呼吸 
大きく息を吸って、ゆっくりゆっくり吐いていきます。 

吸ってー、ゆっくーり吐いてー… 

吐く呼吸を長くします。 

吸ってー、ゆっくーり吐いてー… 

肩の力が抜けていきます。 

吸ってー、ゆっくーり吐いてー… 

首の力もゆるんでいきます。 

吸ってー、ゆっくーり吐いてー… 

背中の筋肉もゆるんでいきます。 

吸ってー、ゆっくーり吐いてー… 

全身の力が抜けていきます。 

力が抜けているかどうか、やり方があっているかどうか、など難しいことは考えなくて大丈夫です。 

人間の体は息を吐く時にリラックススイッチが入りやすいようにできています。 

とにかく体が緩んでいく、力が抜けていく意識でやってみましょう。 

実際やってみると、こんなに力が入ってたんだ、と気づいたりもするでしょう。 


■つらい肩こりの原因は浅い呼吸にあり 
体がガチガチに固まってしまっている人のほとんどが、呼吸がとても浅くなってしまっています。 

交感神経スイッチが入るだけでなく、肋骨が動かないためにストレッチが効かずどんどん固まっていきさらに呼吸がしづらくなる悪循環に。 

朝目が覚めたらゆっくり深呼吸。 

仕事で疲れたらゆっくり深呼吸。 

夜布団の中でもゆっくり深呼吸。 


日常で呼吸に意識を向けてみてください。 

いつもと違う身体に気が付けるかもしれません。

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